こんにちは!名古屋市中川区のとだ歯科です😊
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前回のブログでは
歯周病を放置するとどうなるのか?
についてお話ししました。
では実際に、
「自分の歯周病ってどのくらい進んでいるの?」
「歯医者さんは何を見て歯周病って判断しているの?」
と思ったことはありませんか?
軽度の歯周病は見た目だけで判断できる病気ではありません。
歯ぐきの状態や出血、歯を支えている骨などを検査して、
どのくらい歯周病が進行しているのかを確認していきます🔍

今回は
①歯周病の進行レベル
②とだ歯科の歯周病の検査
について、できるだけわかりやすくお話しします!
歯周病は少しずつ進行します
歯周病は、ある日突然ひどくなるというよりも、少しずつ進行していく病気です。
大まかなイメージとしては、
健康な歯ぐき
↓
歯肉炎
↓
軽度の歯周病
↓
中等度の歯周病
↓
重度の歯周病
と進んでいきます。
※歯周病:歯ぐきの炎症だけでなく、
歯を支えている骨などにも影響が及んでいる状態です。
・歯周病が進行する際には痛みがほとんどないことがある。
・一度歯周病により溶けてしまった歯は基本的に元に戻らない。
などなど
歯周病は最終的に歯を失う原因になり得る、とても厄介で怖い病気です!
「普通にご飯も食べられるし、痛くもないから大丈夫!」
……とは限らないんです😅
それぞれどのような状態を経て進行していくのか、詳しくご説明します。
レベル① 歯肉炎|歯ぐきに炎症が起き始める
歯周病の初期段階が歯肉炎です。

歯と歯ぐきの境目にプラークがたまり、歯ぐきに炎症が起きている状態です。
この段階では、
・歯ぐきが赤い
・少し腫れている
・歯みがきで血が出る
といった症状がみられることがありますが、
まだ歯を支えている骨への影響は基本的にありません。
そのため、この段階で気づくことができれば、毎日の歯みがきの改善や歯科医院でのクリーニングによって、健康な状態へ戻せる可能性があります✨
「歯みがきすると血が出るだけだから大丈夫」
と放置しないことが大切です。
レベル② 軽度の歯周病|歯を支える組織にも影響が
歯肉炎を放置して炎症が進むと、歯周病へ進行します。

歯と歯ぐきの間には「歯周ポケット」と呼ばれる溝があります。
★この溝の深さは健康な方で1mm~3mmなのですが、4mm以上の場合に歯周病と診断されます。
※歯周ポケット:歯と歯ぐきの間にある溝のこと。歯周病が進むと深くなっていきます。
この歯周ポケットが深くなると、歯ブラシでは届きにくい場所にまで細菌や歯石が入り込んでしまいます。
さらに、歯を支えている骨にも少しずつ影響が出始めます。
この段階でも、痛みを感じない方が多く、
「ちょっと歯ぐきから血が出るなぁ」
くらいで終わってしまうこともあります。
ここが歯周病の見逃しやすいところなんです💦
レベル③ 中等度の歯周病|歯ぐきが下がったり、口臭が気になることも
さらに進行すると、歯を支えている骨が少しずつ減っていきます。

すると、
・歯ぐきが下がってきた
・歯が長く見える
・食べ物が詰まりやすい
・口臭が気になる
・歯が少しグラつく
など、患者さん自身でも変化を感じることがあります。
「最近、前より食べ物が挟まるなぁ…」
という何気ない変化も、場合によっては歯周病が関係していることがあります。
この段階になると、歯ぐきの中にたくさんの歯石が付いていることも多く、時間を掛けて歯周病治療を行う必要があります。
レベル④ 重度の歯周病|歯がグラグラすることも
歯周病がさらに進行すると、歯を支えている骨が大きく減ってしまいます。

その結果、
・歯がグラグラする
・噛みにくい
・歯ぐきから膿が出る
・歯並びが変わってきた
・歯が浮いたような感じがする
といった症状が出ることがあります。
ここまで進行してしまった歯周病の治療には時間がかかりますし、
一度溶けてしまったアゴの骨は基本的には元に戻りません💀
場合によっては、残念ながら歯を残すことが難しくなることもあります。
だからこそ、
「グラグラしてから歯医者へ行こう」では遅い場合がある
ということを知っておいてください🦷
歯周病の進行レベルはどうやって調べるの?
ここまで読むと、
「じゃあ、自分はどのレベルなんだろう?」
と思いますよね。
そこで大切なのが歯周病検査です。
歯科医院では、いくつかの検査を組み合わせて歯周病の状態を確認します。

① 歯周ポケットの深さを測ります
歯と歯ぐきの間に細い器具を入れて、歯周ポケットの深さを測ります。
「えっ、歯ぐきに器具を入れるの!?😨」
と思うかもしれませんが、歯周病を調べるための基本的な検査です。
健康な歯ぐきでは歯周ポケットは比較的浅いですが、歯周病が進行すると深くなっていく傾向があります。
ただし、ポケットの深さだけで歯周病の進行度を決めるわけではありません。
ほかの検査結果と合わせて判断します。
② 歯ぐきから出血するかチェック
歯周ポケットを測るときに、歯ぐきから出血するかどうかも確認します。
出血がある場所は、現在炎症が起きている可能性があります。
患者さんからすると、
「血が出ちゃった!」
と少し心配になるかもしれませんが、私たちにとっては歯ぐきの状態を知るための大切な情報なんです😊
③ 歯がグラグラしていないか確認
歯周病が進行して歯を支える骨が減ると、歯が動きやすくなります。
そこで、
「歯がどのくらい動くのか」
も確認します。
もちろん、歯が動く原因は歯周病だけではありません。
噛み合わせなども含めて総合的に確認していきます。
④ レントゲンで「歯を支える骨」をチェック📷
歯周病検査では、レントゲンもとても重要です。
歯ぐきの中にある骨は、外から見ただけではわかりません。
レントゲンを撮ることで、
「歯を支えている骨がどのくらい残っているのか」
を確認できます。
歯周ポケットの検査とレントゲンの両方を見ることで、歯周病がどのくらい進行しているのかを判断していきます。
⑤ 歯石やプラークの付き方も確認します
歯周病の原因となるプラークや歯石が、どこにどのくらい付いているのかもチェックします。
特に注意したいのが、歯ぐきの中に付いている歯石です。
歯ぐきより上にある歯石は見えることがありますが、歯周ポケットの奥に付いている歯石は自分ではなかなか確認できません。
もちろん歯ブラシで取ることもできません。
そのため、歯科医院で状態を確認し、必要に応じて専用の器具で取り除いていきます。
検査は治療の第一歩です😊

歯医者さんで、
「歯周病の検査をしましょう」
と言われると、
「何かすごい治療が始まるのでは…?」
と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、まず大切なのは、
現在のお口の状態を知ることです。
どこに炎症があるのか。
歯周ポケットはどのくらいなのか。
骨はどのくらい残っているのか。
歯石はどこについているのか。
こうした状態を確認したうえで、必要な治療や予防方法を考えていきます👍
まとめ|まずは自分の「歯周病レベル」を知りましょう🦷

歯周病は、
歯肉炎 → 軽度 → 中等度 → 重度
というように少しずつ進行していきます。
初期のうちは、
「歯ぐきから少し血が出る」
「ちょっと腫れている」
程度のことも多く、痛みがほとんどない場合もあります。
そのため、
「痛くなったら歯医者へ行こう!」ではなく、「悪くなっていないか確認しに行こう!」
という考え方がとても大切です😊
歯科医院では、
・歯周ポケットの深さ
・歯ぐきからの出血
・歯のグラつき
・レントゲンで見る骨の状態
・歯石やプラークの付き方
などを確認しながら、歯周病の状態を総合的に判断し、
・生活習慣の聞き取りや現状の説明
・歯磨き指導
・見えている範囲の歯石取り
・歯ぐきの中の歯石取り
等の歯周病治療に進みます。

名古屋市中川区のとだ歯科では、現在のお口の状態を確認し、一人ひとりに合わせた歯周病治療・予防をご提案しています。
「自分は歯周病なのかな?」
「どのくらい進行しているのか知りたい」
という方も、ぜひお気軽にご相談ください😊
まずは自分のお口の”現在地”を知るところから始めましょう!🦷✨

医療法人SDC とだ歯科 副院長 完山真範